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経済なんでも研究会
国際投機筋 vs 日本銀行 の暗闘 (上)
2022-05-12-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 国債価格をめぐって長期戦の様相 = 円の対ドル相場が、一時は131円台にまで下落した。アメリカのFRBは、政策金利を0.5%引き上げて0.75%に。一方の日銀は指し値オペまで繰り出して、ゼロ金利の防衛に必死。このため日米間の金利差がいっそう拡大し、ドルが買われ円が売られた。

国債は売られて価格が下がると、利回りが増大する。日銀は10年もの国債の利回りが0.25%に上昇すると、すべての国債を買い取って金利がそれ以上にならないようにしてしまう。これが指し値オペだ。なにがなんでもゼロ金利を守り抜くという姿勢であり、いわば「寄らば切るぞ」の構えと言えるだろう。じっさい4月21-26日だけでも、2兆0767億円を買い入れた。

日銀がこれだけ買ったということは、それだけ売り物があったことを意味する。その大部分は、海外の投機ファンド。3月だけで2兆円を売り越している。いずれは日銀が政策を転換、国債の価格が大きく下げれば、空売りを買い戻して巨額の利益を得ることが出来ると目論んでいるわけだ。やっぱり「中央銀行の方が強いだろう」と考えるのは、大きな間違い。

数多くの投機ファンドが参入してくると、その資金量は数十兆円にも達する。かつては、あのイングランド銀行も白旗を上げたことがある。つい最近、昨年10月にはオーストラリア中央銀行が負けて、政策の転換を余儀なくされた。だから日銀としても、うかうかしてはいられない。では、どうして投機ファンドは勝算ありと考えるのだろうか。

                       (続きは明日)    

       ≪11日の日経平均 = 上げ +46.54円≫

       ≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ≫ 


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