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経済なんでも研究会
新銀行東京は 現代の “怪談”
2008-03-28-Fri  CATEGORY: 政治・経済
東京都議会はきょう28日の本会議で、新銀行東京に対する400億円の追加出資を可決する。この追加出資をめぐっては反対論も強かったが、筆頭株主の東京都が強引に押し切った感じ。議論の過程で明らかになった新銀行東京の経営内容には、ただただ唖然とするばかり。こんな経営が現実にまかり通ったことは、現代の“怪談”と言うしかない。

この銀行は石原都知事が2期目の目玉として掲げた構想から、都が1000億円を出資して05年4月に誕生した。その理念は「民間が貸せない中小企業にも融資する」というもの。ところが、ことしの1月までに融資先の2300社が倒産、焦げ付き債権は285億円にのぼった。なにしろ無担保・無保証で貸しまくった結果が、この始末。

融資先の経営状態などはろくに調べず、貸し出し件数の拡大だけを目標にしたというから恐ろしい。融資先が倒産しても、銀行の担当者には「成果手当て」が出たという。だから計画倒産の詐欺にも引っかかった。この3月決算は、1016億円の累損に。東京都は銀行の会計を新旧に分離。さらに店舗も1か所だけに整理する方針だ。つまり400億円の新資本金を細々と食いつないで、メンツだけは保とうという考えだろう。

東京都が新銀行東京に注ぎ込むカネは、これで合計1400億円。都内の一世帯当たりで、2万2750円になる計算だ。こんな形ばかりの銀行に使わず、その分を都民税の減税に充てていたら、石原さんも大知事になれたのになあ。

    ≪27日の日経平均 = 下げ -102.05円≫

    ≪28日の日経平均は? 予想 = 下げ

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