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経済なんでも研究会
景気の下降はっきり : 日銀短観 (下)
2008-04-03-Thu  CATEGORY: 政治・経済
大企業の業況判断は急降下したが、それでも判断の水準はまだプラスの領域にとどまっている。しかし中小企業の水準はマイナスに落ち込んだ。製造業は昨年12月のプラス2からマイナス6に。非製造業はマイナス7からマイナス11へと、マイナス幅を拡大している。エネルギーや原材料コストの上昇が、経営を圧迫した結果にちがいない。

中小企業・製造業では、木材・木製品が最も悪く、DI はマイナス42ときびしい。次いで窯業・土石、繊維、紙・パルプが不振。非製造業はほとんどの業種がマイナス。特に悪いのは飲食店・宿泊、建設、小売り、電気・ガス、卸売り、対個人サービス、運輸など。ここから見る限り、個人の消費支出にも陰りが出てきたようだ。

景気の先行きを読むのに重要な項目の1つは、企業の設備投資。短観によると、これも減少してしまう。土地を含む設備投資額についてみると、大企業は07年度が6.8%増加の見込み。しかし08年度の計画では1.63%減少する。中小企業の08年度計画は24.2%の減少。全産業・全規模の合計でも、07年度の4.2%増加見込みが08年度計画では5.3%減少に低下する。

政府は最近の景気動向を「踊り場」だと言い始めた。しばらく低空飛行が続いたあと、再び上昇に転じるという意味である。だが3月の日銀短観をみると、現在の景気低迷が「踊り場」では済まず、本物の「後退」にまで突っ込んで行きそうな感じが強い。その場合の政策対応をどうするのか。政府・与党内部で、それを考えている人はいるのだろうか。

    ≪2日の日経平均 = 上げ +532.94円≫

    ≪3日の日経平均は? 予想 = 下げ

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