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経済なんでも研究会
崩壊させた? 中国株バブル
2008-04-10-Thu  CATEGORY: 政治・経済
中国の株価が大暴落している。代表的な上海総合指数でみると、昨年10月19日に付けた最高値が6124。それが4月1日の安値3309まで、一気に下落した。半年足らずの間に46%も値下がりしたことになる。ことしになってからの値下がり率も3割を超えている。9日の終り値は3414。

上海総合指数は、05年6月時点では1000に達していない。そこから急上昇を開始。特に昨年は個人が買いに殺到、庶民の間では「株は借金しても買えば儲かる」という“信仰”が広がった。その結果、PER(株価収益率)は70倍を超える有様。市場は完全にバブル状態にあったと言えるだろう。

これに対して、中国政府は金融引き締めで対応した。昨年3月から小刻みに金利を引き上げ、現在の銀行貸出金利は7.47%に。また株式売買課税を強化、元高も容認している。その背景にはインフレ抑制という重要な目標もあるが、明らかに国民の所得格差を広げたくないという政策目的もあった。

したがって、株価の大幅な下落は政策的に実現されたもの。つまりバブルの崩壊も、政府の意図によるものだったと見ることができる。この中国政府の対応は、オリンピック後の需要減少に対処するという意味でも賢明だったと考えられる。ただ、すべてが支障なく軟着陸できるかどうか。この点については、もう少し状況を観察する必要があるだろう。

    ≪8日の日経平均 = 下げ -138.54円≫

    ≪9日の日経平均は? 予想 = 上げ

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