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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- スタグフレーションの話 (8)
2008-04-19-Sat  CATEGORY: 政治・経済
8)これまでの教訓 = 不況とインフレの双方に効果を発揮する政策は、これまでのところ見当たらない。しかし、そうかといって政策当局は、手をこまねいているわけにもいかない。過去の経験から判断すると、結局は不況かインフレか、どちらか一方をまず選んで対策を講じることになる。

この場合、不況とインフレのどちらを選んだらいいのか。その選択は、その国の経済にとってどちらが大きな損害をもたらすか、の判断によって決まるだろう。だが一般的に言えば、ふつうはスタグフレーションが進行し始めると、不況もインフレも同じような害悪を及ぼしそうで、判断がむずかしい。その判断をめぐっては、大きな論争も起きやすい。

不況と物価高が同じように進行した場合、現実問題としては失業者や企業倒産が増えて、まず不況が社会問題になりやすい。政府もこれを放置できないから、減税や金利の引き下げで不況対策を実施する。その結果、不況の程度は緩和されるが、インフレは加速してしまうことが多い。

そこまで事態が進むと、こんどは国民が物価高に怒りの矛先を向け始める。政府・中央銀行はこの時点から、政策をインフレ対策に転換する。過去の例からみると、このようなコースが現実的な対処法かもしれない。ただ今回は物価高の源泉が投機にあおられた原材料の高騰。対インフレ政策がどこまで力を発揮できるのか、心配である。

                           (続きは来週サタデー)

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