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経済なんでも研究会
ついに コメ まで、 国際価格が急騰
2008-04-24-Thu  CATEGORY: 政治・経済
コメの国際価格が、急ピッチで上昇している。国際取り引きの基準となるのは、輸出量が最も多いタイ米の相場。その長粒種1級の精米相場は、トン当たり900ドルを超えた。ことしになってから、2倍強の値上がりである。関係者の予想では、近々のうちに1000ドルに達することは確実だという。

小麦や大豆、とうもろこしの国際価格が高騰するなかで、コメの相場は比較的落ち着いていた。それが急騰し始めた理由は、需給のひっ迫にある。アジアやアフリカ諸国の需要が増大する一方で、ベトナムやインド、中国などの生産国が内需を満たすために輸出を規制。このため輸入国のフィリピン、バングラデシュ、エジプト、マダガスカルなどでは深刻なコメ不足に陥り、デモや暴動が起きている。

アメリカ農務省の推計によると、08年度の世界のコメ生産量は4億2000万トンで、前年比0.7%増。消費量は4億2300万トンで、1.1%増の見込みだという。全体としての需給バランスは大きく崩れていないが、2900万トンしかない輸出量が減少すると相場が急騰してしまう。小麦などとちがって投機資金はそれほど入っていないが、需給関係だけによる相場の急騰はある意味では怖い。洞爺湖サミットでも、議論されることになりそうだ。

日本のコメは、世界と隔離された状態に置かれている。現在の価格は、ブレンド精米の卸売り価格がトン当たり30万円。タイ米が1000ドルに達しても、まだ3倍も高い。したがって国際価格が急騰しても、いまのところは影響がない。ただ一時は8倍にもなっていた内外の価格差が、3倍にまで縮まってきたことは確か。今後の国際価格を注視していく必要はある。

    ≪23日の日経平均 = 上げ +31.34円≫

    ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ

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