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経済なんでも研究会
元レート = 対ドル上昇、対円は下落
2008-04-25-Fri  CATEGORY: 政治・経済
人民元の対ドル相場が1ドル=6元台にまで上昇し、注目を集めている。6元台に乗せたのは今月10日。最近時点では6.98元前後となっている。特にことしに入ってからの上昇は、ややスピードを増してきた。ところが元の対ユーロ相場は、ずっと下落の傾向。またドルにつれて上昇してきた対円相場も、ことしになってからは逆に下落している。

中国政府は05年7月、元の対ドル・レートを2%切り上げた。その後も元相場のゆるやかな上昇を容認してきたが、この間のドル買い介入で国内に大量の過剰流動性が発生。これが物価上昇を促進してしまった。最近は為替相場の上昇を利用して、インフレを阻止する戦略に転換したとみられている。政府の物価目標は4.8%だが、2月の消費者物価は8.7%の上昇だった。

切り上げ前と現在の対ドル相場を比較してみると、切り上げ率は15.7%に達する。特に、ことしになってからの上げ率は4.5%に加速した。元相場の上昇は輸入物価を引き下げるが、輸出産業には打撃。その辺の配慮からか、対ユーロ相場はほぼ一貫して下落。05年に比べて、最近の相場は11.2%の切り下げとなっている。ちなみに、中国にとって最大の輸出先はEU(ヨーロッパ連合)だ。

対円相場も、05年との比較では10.1%の切り上げに。ところが、ことしに入ってからは3.8%の下落になっている。中国にとって、日本は最大の輸入相手国。対円レートの上昇は、輸入物価の引き下げには最も効果的なはず。ここまで見てくると、中国政府の為替戦略はやや謎めいてくる。

    ≪24日の日経平均 = 下げ -38.29円≫

    ≪25日の日経平均は? 予想 = 上げ

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