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経済なんでも研究会
底が見えない アメリカの住宅不況
2008-05-02-Fri  CATEGORY: 政治・経済
アメリカの住宅不況は、まだ底が見えてこない。商務省の発表によると、3月の一戸建て新築住宅販売件数は年率換算で52万6000戸にとどまった。市場予測の58万戸を下回り、5か月連続の前月比減少。前年比では36.6%の大幅な減少となっている。このため在庫も11か月分と、27年ぶりの多さとなった。

中古住宅の状況も改善しない。不動産協会の集計によると、3月の中古住宅販売件数は年率で493万戸だった。前月比2.0%減少、前年比は19.3%減少。在庫は9.9か月分に。住宅不況の底入れは、まず中古住宅の価格が下げ止まることから始まる、というのが関係者の見方。その価格は2月の前月比8.2%下落に続いて、3月も7.7%の下落となってしまった。

アメリカ全体の持ち家は、およそ7500万戸。そのうちローン付きは5000万戸。問題はこのローン付きの家だが、価格の下落で持ち家の価値がローン残高を下回るケースが約1000万戸あると推計されている。ここからローンの焦げ付きが発生。最近では30日以上の延滞率が4.35%にまで上昇した。住宅価格が下がれば、この延滞率は上がらざるをえない。

延滞が90日を超えると、差し押さえになる。リアルティトラック社によると、1-3月期の差し押さえ件数は65万件。前年同期の2.1倍に増大している。差し押さえられた家が競売にかけられると、中古の値段はまた下がる。この悪循環が切れなければ、住宅不況の底は見えてこない。関係者は「夏には底が」と期待するが「ムリだろう」という悲観論も根強い。

    ≪1日の日経平均 = 下げ -83.13円≫

    ≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ

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