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経済なんでも研究会
EU も スタグフレーション へ
2008-05-07-Wed  CATEGORY: 政治・経済
アメリカの景気低迷が、ヨーロッパ経済にもはっきりと影を落し始めた。欧州委員会がまとめたユーロ圏15か国の景況感指数は3月に入って、基準値の100を2年半ぶりに割り込んでいる。景況感指数というのは、企業と消費者の先行き心理を指数化したもの。100を下回ると、景気後退の危険度が高まるといわれている。

4月の生産は3年ぶりの低い水準に。1-3月期の自動車販売台数は、前年比で10%減少した。BMWでは従業員8100人の解雇を発表している。また統計局の発表によると、物価は3月が前年比3.6%、4月も3.3%の上昇となった。ユーロ圏が目標としている物価水準は2%。政策当局はインフレへの警戒感を強めている。

こうした実体経済の動向を反映して、欧州委員会が発表した経済見通しも明るいものにはならなかった。08年の実質成長率は1.7%、半年前の見通しは2.2%だった。その一方で物価については3.2%と、半年前の2.1%からかなり上方修正している。まだスタグフレーションの状態と言うには早いが、その方向にまた一歩進んだことは間違いない。

成長率が低下した大きな原因は、やはり輸出の減退。昨年夏には前年比7%程度の伸びで景気を引っ張っていたが、ことしの1-3月期は4%を割り込みそう。特にアメリカ向けは10%前後の減少になると見込まれている。これにはユーロ相場がドルに対して、1.6ドルを超えて上昇していることも響いている。新興国向けの輸出が、ユーロ圏にとっても頼みの綱になってきた。

    ≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ

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