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経済なんでも研究会
景気動向指数は 欠陥品か?
2008-05-13-Tue  CATEGORY: 政治・経済
3月の景気動向指数が、予想通り大幅に低下した。内閣府の発表によると、3月は一致指数が33.3%、先行指数が20.0%、遅行指数が25.0%と、そろって50%を割り込んだ。この3指数が同時に50%を割るのは、6年3か月ぶりのこと。景気の急速な減速を表わしているが、内閣府ではまだ「景気は一進一退だ」とコメントしている。

なかでも重要なのは、景気の現状を表わす一致指数。2月の70.0%から急降下してしまった。その要因をみると、生産高、生産財出荷高、卸売り販売額、中小企業・製造業の売上高の4つが大きく落ち込んだため。ここから判るように、一致指数は生産の動向に影響を受けやすい構造になっている。

鉱工業生産の統計を作成しているのは経済産業省。2月分から基準年次と季節調整の方法を変更したため、2月は生産関連の数字が高く出すぎ、3月はその反動で低く出すぎてしまった。生産関連の数字が乱高下すると、一致指数も引きずられる。このため3月の生産が低く出た時点で、一致指数の急落も予想できたわけ。景気動向指数の欠陥と言っていいだろう。

もう1つ、納得のいかない点がある。小売り業や卸売り業の売上高あるいは商品価格の上昇を、動向指数では景気にとってはプラスと計算している。通常の経済状態なら、それでいいかもしれない。しかし最近のようにエネルギーや食料品が国際価格のシワ寄せで上昇しているときに、物価上昇で増える売上げ高や商品指数の高騰をプラスに考えるのはおかしい。これも立派な欠陥である。

    ≪12日の日経平均 = 上げ +88.02円≫

    ≪13日の日経平均は? 予想 = 上げ

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