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経済なんでも研究会
“42年先” では、地球はもたない!
2008-05-29-Thu  CATEGORY: 政治・経済
神戸市で開かれていた主要8か国(G8)の環境相会議が、議長総括を採択して終わった。総括では「2050年までに世界の温暖化ガス排出量を半減させる長期目標を、洞爺湖サミットで合意するよう強い意志を表明」と書かれている。これで洞爺湖サミットでは、長期目標についての合意が確実になったと言えるだろう。議長を務めた鴨下環境相が、にこにこ顔で会見したのはそのためだ。

だが42年も先の目標を決めることに、どんな意味があるのだろう。いま地球の温暖化は着実に進行しており、現に北極海の氷は4割も減少してしまった。ここ数年の間に、どれほどガスの排出を減らせるかが勝負である。そのためには42年も先のことではなく、どうしても2020年あたりを目標にした中期計画を作り、来年からでも達成に向けて努力することが必要だ。

主要国のなかには、アメリカのように数値目標の設定には反対の国もある。だから、まず受け入れやすい長期目標の合意から始めるという、政治的な戦略も判らないわけではない。しかし、そのために地球が本当におかしくなってしまったら、実もフタもない。EU(ヨーロッパ連合)が強く主張しているように、やはり中期目標の設定は不可欠だ。

福田首相は洞爺湖サミットを前に、6月中には新しい「福田ビジョン」を発表する予定。そこで経済産業省や財界の反対を押し切って、中期目標の数値を出せるかどうか。アメリカは大統領が代われば、それこそ豹変する可能性が高い。サミットで議長国の日本が中期目標を出せないようだと、会議は失敗に近い結果となる。福田さんの評価は、海外でも下がることになるだろう。

    ≪28日の日経平均 = 下げ -183.87円≫

    ≪29日の日経平均は? 予想 = 上げ

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