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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 金(きん)の研究 ⑦
2008-06-14-Sat  CATEGORY: 政治・経済
7) オズの魔法使い = 19世紀に入ると、主要国は国内経済体制を整え、それぞれ自国通貨としての紙幣を発行するようになった。その紙幣の価値を保証するために、採用されたのが金本位制である。政府と中央銀行が紙幣と金との交換を保証し、外国との貿易も最終的には金で決済する仕組みだった。

まず当時の経済大国だったイギリスが、1816年に採用。西ヨーロッパ諸国に続いて、アメリカも1900年に仲間入りした。この年、ライマン・ボームによって書かれ映画にもなった小説「オズの魔法使い」が、実は金本位制に対する批判をテーマにしていることは、あまり知られていない。オズは金の計量単位オンス(Oz)だ、という説もある。

だが第1次大戦の結果、アメリカに金が集中しすぎたことなどから、金本位制はうまく機能しなくなった。このため各国に続いて、アメリカも1933年に離脱。37年にフランスが停止して、1世紀以上にわたった金本位制は幕を閉じた。この間、日本は1897年(明治30年)に金本位制を採用、1931年(昭和6年)に離脱している。

第2次大戦後の通貨制度は1944年、アメリカのブレトンウッズで開いた連合国の会議で決まった。その内容は、大量の金を保有するアメリカだけが米ドルと金の交換を保証するというもの。各国の通貨はドルとの交換を自由にすることで、間接的に金と結び付く。いわゆる金ドル本位制である。このため各国通貨とドルとの交換比率は固定された。この固定為替制度の下では、貿易の不均衡は基本的に各国の国内経済政策で調整されることになる。

                                 (続きは来週サタデー)

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