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経済なんでも研究会
支離滅裂な 政府の経済報告
2008-06-17-Tue  CATEGORY: 政治・経済
政府は16日夕方の関係閣僚会議で、6月の「月例経済報告」を了承、発表した。3か月ぶりに景気に対する現状判断を下方修正したが、その内容は支離滅裂。まったく奇妙な説明になっている。関係閣僚会議には、福田首相をはじめ経済閣僚も出席しているが、質問も異論も出なかったというから不思議だ。

まず基調判断は、5月が「景気回復は、このところ足踏み状態」だった。それが6月は「足踏み状態にあるが、このところ一部に弱い動きがみられる」に変わった。ところが各論をみると、輸出、生産、企業収益、設備投資、雇用情勢、個人消費、住宅建設のすべてについて「弱含み、減少、横ばい、足踏み」という判定ばかり。これでは「一部に弱い動き」ではなく、「全部に弱い動き」ではないのか。

先行きについても「アメリカ経済が持ち直すにつれ、輸出が増加基調となり、景気は緩やかに回復していくと期待される」という予想。アメリカでは、回復が大きく遅れて来年になるとの見方が強まっている。なんという楽観的な、しかもアメリカ頼みの展望だろう。担当の大田経済財政相は「景気後退とはみていない。横ばいの範囲内だ」と強調したが、ここまで来ると空々しいだけ。

こんな調子だから、経済政策についても「経済財政諮問会議がまとめた成長戦略を推進」としか触れていない。差し迫った景気対策と中長期的な戦略を混同して、悠然としている。景気の現状はすでに後退局面に入った公算が大きい。それを素直に認めて、早めに対策を講じることが肝要だと思うが、いまの内閣にはとうていムリな注文か。

    ≪16日の日経平均 = 上げ +380.64円≫

    ≪17日の日経平均は? 予想 = 下げ

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