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経済なんでも研究会
ちょっと待った! 伊吹幹事長
2008-06-26-Thu  CATEGORY: 政治・経済
福田首相は先週、外国人記者とのインタビューで「消費税については、政治的に決断しなければならない大事な時期にきている」と述べて、話題を呼んだ。これを受けて、自民党の伊吹幹事長は記者会見で「いますぐ税率を引き上げるという話ではない」と解説し、首相の発言が一人歩きしないようにクギを刺した。ここまでは、あまり問題なし。

ところが伊吹幹事長は、続けて「消費税の引き上げ法案については、景気の状況や政治的に選挙の時期なども大きな判断材料になる」と述べている。これは、よく分析すると問題発言ではないか。景気の状況に配慮するのはいい。しかし「選挙の時期を判断材料にする」というのは、どういう真意だろう。文字通りに読めば「選挙の前に決める」か、「選挙の前は避ける」のどちらかだ。

伊吹幹事長は週末の自民党代議士会で、総選挙の準備を急ぐよう檄を飛ばした。すると選挙は近いと見ているわけで、もし「選挙の前に決める」のであれば「いますぐ税率を上げる話ではない」などと、悠長なことは言えないはず。すると真意は「選挙の前は避ける」ということになってしまう。

民主党は、消費税を上げないと公約している。仮に自民党も上げないと決めれば、どのようにして財政負担の軽減を図るかの方法論が、選挙の争点になる。また仮に自民党が引き上げを決意すれば、その是か非かが最大の争点になるはずだ。それが2大政党制のあり方であり、国民もそれを熱望している。伊吹幹事長の発言は、その期待を裏切るものであり、選挙に勝ってから増税したいという“ずるさ”が臭ってくる。

    ≪25日の日経平均 = 下げ -19.64円≫

    ≪26日の日経平均は? 予想 = 上げ

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