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経済なんでも研究会
一段と濃くなった インフレの影
2008-07-01-Tue  CATEGORY: 政治・経済
物価が本格的に上昇し始めた。総務省の集計によると、5月の消費者物価は総合指数で前年比1.3%の上昇。生鮮食品を除いた指数で1.5%の上昇となった。ガソリンと食料品の値上がりが主な原因。生鮮食品を除いた物価の上昇率は、消費税引き上げの影響を除けば93年3月以来15年ぶりの大きさである。

エネルギー関係では、前年比で灯油が27.6%、ガソリンが18.0%値上がりした。5月はガソリンの暫定税率が復活したことも影響している。エネルギー全体としては10.5%上昇した。生鮮食品を除く食料は、前年比で3.0%の上昇。品目別では、スパゲッティの30.2%、チーズの27.7%、即席めんの18.4%などが大幅な値上がり。

海外諸国に比べると、日本の物価上昇率はまだ小さい。たとえば、5月現在でアメリカは4.2%、イギリスは4.3%、ドイツ3.0%、フランス3.3%。アジアでも中国が7.7%、韓国4.9%の上昇などとなっている。このうちアメリカとイギリスはこれまで景気対策に力を入れてきたが、物価上昇率が4%を超えてきたので、今後はインフレ対策に軸足を移しそう。そうなると、すべての国がインフレ抑制の政策態度で一致する。

日本はまだ金利を上げられない。すると内外の金利差は、さらに拡大する方向に進むだろう。その結果は、さらに輸入物価を引き上げることになる。こう考えると、日本の物価もいっそう上昇することは避けられない。インフレの影が濃くなったいま、政府・日銀はどんな対処策を考えているのだろうか。

    ≪30日の日経平均 = 下げ -62.98円≫

    ≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ

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