FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 金(きん)の研究 ⑩
2008-07-05-Sat  CATEGORY: 政治・経済
10)ついに1000ドルへ = ことし3月17日、ニューヨーク商品取引所で金の価格は1トロイオンス=1017ドル50セントの史上最高値を付けた。1999年6月の相場は252ドルだったから、この9年間で4倍に上昇したことになる。その後はやや反落して、現在は950ドル前後で推移。再び1000ドル台に挑戦する気配を見せているようだ。

1トロイオンス=1000ドルと言っても、あまりピンとこない。そこで1グラム当たりにすると、32.1507ドル。仮に1ドル=100円で換算すれば、1グラム=3215円。もし、この金で1立方センチの四角いサイコロ状のものを作ると、その価値は6万2114円という計算になる。結構な値段であることが判るだろう。

金相場は過去にも急騰したことがあった。最も目立ったのは1980年1月。第2次石油ショックによる世界的なインフレ状態のなかで、旧ソ連軍がアフガニスタンへ侵攻したことがきっかけとなった。ニューヨーク市場では875ドル、ロンドン市場では850ドル。ともに過去最高値を記録している。この例のように、金はインフレや国際緊張の場面で買われることが多い。

だが今回の急騰は、やや趣きを異にしている。いまは世界的にインフレ警戒感が高まっているが、春ごろまではそれほどでもなかった。国際的な緊張も強くはない。それなのに高騰した最大の要因は、ドル安だと考えられている。最も信頼されてきた通貨の価値が下がったとき、歴史的に価値の尺度となってきた金を買う。いまドルと金とは、まったく逆相関の動きを見せている。

                             (続きは来週サタデー) 

    ≪4日の日経平均 = 下げ -27.81円≫

    【今週の日経平均予想 = 2勝3敗】

           ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング


ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.