FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
日米ともに 景気後退へ (下)
2008-07-09-Wed  CATEGORY: 政治・経済
日経平均株価は今週明け7日にやっと反発したが、先週末までは12日間連続で下げた。この記録は1953年のスターリン暴落に並ぶもの。だが12日間を通じた値下がり幅は1215円に止まり、暴落という感じは全くない。外国人投資家の売り越しに対して国内投資家が安値を拾ったためだが、買いの勢いは弱々しかった。その背景には、やはり景気の先行きに対する不安の増大がある。

このところ発表された景気指標は、すべてがよくない。雇用や生産、住宅などの数字も冴えないが、特に目立つのは景気の現状や見通しに関する調査の結果だ。日銀支店長会議や財務局長会議の報告。あるいは企業の業績予想、消費者態度、景気ウォッチャ-などの内容も、急速に悪化していることが最近の特徴になっている。

悪化の大きな原因は、輸出の鈍化と原材料高。これまで6年にわたる景気の拡大は、そのほとんどを輸出に頼ってきた。だがアメリカ向けの輸出は、9か月連続の前年割れ。EU(ヨーロッパ連合)向けも2年半ぶりの減少に転じた。頼みの綱は新興国だが、中国やインドを初めとするアジア諸国もインフレに見舞われ、いわゆるデカップリング論も風前の灯火。そんなところへ、原油と食料価格の高騰がのしかかってきている。

1-3月期は4%と高かった実質成長率も、4-6月期はゼロ近辺かマイナスに落ち込みそうだ。その一方で物価はじりじりと上がってきたから、金融面からの景気対策はむずかしい。いちばん困るのは、政府の責任者が口を閉ざしたままであること。なにしろデフレ脱却宣言もなし。景気の現状は「踊り場」で、逃げまくり。日本に、経済閣僚はいるのだろうか。

    ≪8日の日経平均 = 下げ -326.94円≫

    ≪9日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.