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経済なんでも研究会
原油の適正価格は75ドル : 通商白書
2008-07-31-Thu  CATEGORY: 政治・経済
原油の適正価格は、1バレル=75ドル。小麦は1ブッシェル=5ドル強。--高騰を続ける原油や食料などの国際価格について、経済産業省は08年版通商白書でこんな試算結果を明らかにした。最近の国際価格のうち、新興国の需要増加や在庫変動などによる需給で説明できる部分を算出。それ以外は「需給以外の要因による部分」と断定、そのほとんどが投機によることを匂わせている。

たとえば原油の場合、08年5月時点の先物価格1バレル=125.5ドルのうち、需給で説明できる部分は74.7ドルと試算。残りの50.8ドルは需給以外の要因によると結論づけた。同様に1ブッシェル=7.8ドルの小麦については、需給部分が5.1ドル、それ以外が2.7ドルだと指摘した。

なにごとにも慎重な政府の白書が、ここまで分析するのは珍しい。また白書は、全体を通じて「40億人規模の新興国が経済的に発展してきた」ことが、世界経済の新たな発展への原動力となると同時に「資源・食料・環境などの問題で、大きなリスクをもたらしている」という視点で貫かれており、説得力もある。

先日はこの欄で、内閣府がまとめた経済財政白書を「学生でも書ける作文」とこきおろしたが、それに比べれば通商白書ははるかに出来がいい。ただ国際市場に対する投機マネーについての研究はやや不足。その対策についての言及がなかったことは残念だった。

    ≪30日の日経平均 = 上げ +208.34円≫

    ≪31日の日経平均は? 予想 = 上げ

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