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経済なんでも研究会
「ビッグスリー 凋落」 の読み方
2008-08-06-Wed  CATEGORY: 政治・経済
米調査会社オートデータの発表によると、アメリカの7月の新車販売台数は前年比13.2%の大幅な減少となった。このうちGM、クライスラー、フォードのいわゆるビッグスリーは22.9%もの減少。日本メーカー8社は、合計で4.9%の減少にとどまった。

この結果、ビッグスリーの販売シェアは42.7%に低下。一方、日本8社のシェアは43.0%となり、初めて日本勢がビッグスリーを圧倒した。このニュースは日本の新聞でも大きく伝えられ、紙面には「日本車シェア、米で首位」「初めてビッグスリーを抜く」などという見出しが躍った。

さすがに翌日になると、少し冷静さを取り戻して「日米、勝者なき逆転劇」といった解説記事を載せている。ガソリン価格の高騰で、アメリカ人も大型車を敬遠。大型車を主力にしてきたビッグスリーに比べて、小型車中心の日本メーカーは影響が小さかっただけ。その日本車も売れ行きを減らしているのだから、シェアの逆転を大喜びするような場面ではない。

それよりもアメリカ経済にとって、ビッグスリーの存在はまだまだ大きい。サブプライム問題で金融不安を起こし、そこから住宅不況が発生して事実上の景気後退に陥ったアメリカ。さらに自動車不振が加わったわけで、日本をはじめとする世界経済に与える悪影響はきわめて強烈だろう。こうした視点からの報道・解説が皆無だったのは、残念と言うしかない。

    ≪4日の日経平均 = 下げ -18.52円≫

    ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ

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