FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
NY市場の 難解なパズル (上)
2008-08-12-Tue  CATEGORY: 政治・経済
ニューヨーク市場が、複雑な動きを見せ始めた。原油市場では、WTI (ウエストテキサス・インターミディエ-ト)の期近先物相場が急落。先週8日の1バレル=114ドルは、7月11日の最高値147ドルに比べて22%の下落となった。先週の株式市場ではダウ平均が400ドル上げ、為替市場ではドルが各国通貨に対して全面高となっている。

この3市場は、どういう関係になっているのだろう。そのパズルを読み解くのは、なかなか難しい。変化のきっかけは、原油価格の値下がり。アメリカを初めとする先進国の需要減退。アメリカの場合、8月のガソリン消費は前年比2.6%減少した。先進諸国の景気も、明らかに下降し始めている。こうした需給見通しが、原油価格に響いたことは間違いない。

加えて原油市場では、投機の規制に対する警戒感も強まった。CFTC(商品先物取引委員会)による投機マネーの監視強化。議会による先物取り引き規制の立法化。特にCFTCがオランダの投資ファンドを相場操縦の疑いで起訴したことは、一罰百戒の効果を最大限に発揮した。

原油市場と穀物などの商品市場を敬遠した投機マネーは、為替市場と株式市場に流れ込む。ちょうどヨーロッパ諸国や日本の景気下降が確認され、ドルは相対的に買われやすい状況が生まれつつあった。先週のドルは、対円相場で110円台の7か月ぶり高値。対ユーロ、対オーストラリア・ドルなど主要通貨に対しても、全面高となっている。

                                 (続きは明日)

    ≪11日の日経平均 = 上げ +262.50円≫

    ≪12日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング


ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.