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経済なんでも研究会
総くずれの 4-6月期GDP (下)
2008-08-15-Fri  CATEGORY: 政治・経済
4-6月期GDPに関する特徴のひとつは、前期との落差がかなり大きいことだ。1-3月期はプラス3.2%だったのが、マイナス2.4%へと5.6ポイントも下降した。急激に下降すると、あとの立ち直りに時間がかかる。しかも一過性の原因で落ち込んだわけではないから、この特徴は無視できない。

項目別にみると、前期に比べて予想以上に減少したのはやはり輸出。プラス14.4%からマイナス8.9%に急減した。次いで消費支出のプラス2.8%からマイナス2.1%への減少が大きい。住宅投資もプラス18.2%からマイナス13.0%へ減少したが、寄与度は比較的小さい。

7-9月期の予想はまだ早すぎるが、少なくとも現在までの状況をみるかぎり、回復の兆しは見えない。アメリカだけではなく ヨーロッパやアジア諸国の景気も減速しつつあるから、輸出が伸びる環境ではない。個人消費も物価高が響いて、勢いを失いつつある。企業の業績も落ち込んできたから、設備投資にも大きな期待は持てそうにない。

この調子だと、7-9月期もマイナス成長になる危険性はかなり高い。改造後の福田内閣は急に景気対策に力を入れ始めたが、内容は原油高に対応するための局所療法に終わる可能性が強い。補正予算は1兆円を超すと言っているが、その程度でこんどの景気後退を乗り切れるのだろうか。対応が遅れると、結局は対策のコストも増大してしまう。

    ≪14日の日経平均 = 下げ -66.25円≫

    ≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ

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