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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- GDP と 経済成長 ⑥
2008-09-06-Sat  CATEGORY: 政治・経済
6)ゼロ成長の意味 = 高度成長の時代、日本の成長率は言うまでもなくプラスの連続だった。その世界に誇った成長率が、初めてマイナスを記録したのは1974年(昭和49年)のことである。第1次石油ショックの影響で、1.4%のマイナス成長となった。

その後は低成長時代に入ったが、それでも若干のプラスは維持してきた。しかしバブルの崩壊に伴い、成長率はゼロ近辺に落ち込む。暦年でみた実質ベースで、98年はマイナス2.0%、99年もマイナス0.1%となっている。また01年は0.2%、03年は0.3%といずれもプラスではあったものの、ほとんどゼロ成長の状態だった。

ゼロ成長は、経済規模が全く拡大しないことを意味する。仮に企業の売上げや利益もゼロ成長だとすると、どこかの企業が業績を伸ばせば、どこかの企業がその分だけ業績を落すことになる。文字通り“食うか食われるか”の世界になるわけだ。このように成長率が下がると、競争は激化する。

言うまでもなく、マイナス成長はもっと大変。経済規模が縮小するために、経済の各部門に悪い影響が出てくる。赤字や倒産する企業が増え、個人の所得も圧迫されがちだ。税収も伸びないから、国や地方自治体の財政も悪化する。一国の経済が成熟すると成長率の低下は避けられないが、ゼロ成長やマイナス成長はなんとしても回避すべきである。

                                (続きは来週サタデー)

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