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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2008-09-28-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第11章 インフレって、なんだろう? ⑬

いま世界の国々を悩ませているインフレは、不況と同居しています。むかしは景気が良すぎて需要が大きくなりすぎ、物価が上昇しました。だから需要を抑えるために、引き締め政策をとればよかったのですが、いまはそう行きません。

このようにインフレと不況が一緒になっている経済状態を、スタグフレーションと言います。英語のStagnation(停滞)とInflation(インフレ)を混ぜ合わせて作った言葉です。政策的には、インフレを退治しようと思うと、不況がひどくなってしまう。不況を直そうと思うと、インフレが進んでしまう。ほんとに、やっかいですね。

でも政府としては、なにもしないわけにはいきません。たとえば昨年の後半あたりから、アメリカとイギリスは景気を良くするための政策をとってきました。インフレよりも不況の方が心配だと考えたためです。金利を引き下げたり、アメリカでは減税も実施しました。そうしたなかで、日本だけはどちらの政策もとっていません。

ところがEU(ヨーロッパ連合)や中国は、まったく反対に金利を引き上げるなどの引き締め政策を続けてきたのです。もちろん、これらの国々は景気よりもインフレの方が心配だったからですね。しかし、ごく最近になると、アメリカやイギリスは景気対策を止め、EUや中国は引き締め政策をストップしています。みんな景気かインフレかで、迷い始めたと言えるでしょう。

                             (インフレって は終わり)

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