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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- GDP と 経済成長 ⑩
2008-10-04-Sat  CATEGORY: 政治・経済
10)発展段階と成長のスピード = アメリカやイギリス、ドイツ、フランス、それに日本といった主要先進国。ここ10年ほどの経済成長率は、平均して1-3%程度しかない。これに対して中国やインドなど、いわゆる新興国の成長率は平均10%以上の高さだ。

この差は、どこから生じているのだろう。まず主要先進国の経済は成熟段階に達しており、物質的にも飽和状態にある。個人の資産は新興国のそれよりケタ違いに多いが、どうしても買いたいと思う品物はあまり多くはない。もちろん先進国にも貧困者はいるが、一般的にみるとこうなる。

一方、新興国の人びとは生活水準の向上に懸命であり、自動車や家電製品などに対する欲求もきわめて旺盛だ。このことは1960-70年代の日本を振り返ってみれば、よく理解できるにちがいない。また先進国の製品や技術を受け入れる余地も大きい。先進国と新興国の差は、ほかにも人口の増加率や賃金水準、あるいは高齢化の度合いなど、いろいろ考えられる。しかし最大の原因は、やはり物質に対する欲求度の相違に求められるだろう。

ところで世界には、まだ発展途上国と呼ばれる国々がたくさんある。だが、これらの国々の成長率はきわめて低い。経済成長は、一国の経済水準がある程度の段階に達しないと始まらない。経済学者ロストウは、この段階を「離陸期」と名付けた。日本の離陸期は19世紀末といわれる。アフリカなどの多くの国々は、まだ離陸期に到達していないわけだ。

                              (続きは来週サタデー)

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