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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- GDP と 経済成長 ⑪
2008-10-11-Sat  CATEGORY: 政治・経済
11)潜在成長率 = 経済成長は、何によって規定されるのだろうか。その要素は労働力と資本、それに技術水準の3つだと言われる。この3要素がどれだけ速く増加するかで、成長率の大きさも決まってくるわけだ。とりわけ先進国の場合は、この3要素の結合による生産性の向上が重視される。

量的な労働力が増えなくても、教育や熟練によって労働者1人当たりの生産性は向上する。また豊富な資本力を背景に最新鋭の生産設備を導入すれば、生産性を高めることができる。さらに革新的な技術開発を伴えば、生産性は飛躍的に向上するだろう。

これらの実現可能性は、国によって、また時点によって変わってくる。たとえば現在のアメリカは、この3要素の力を十分に引き出せれば、成長率は平均3%前後を維持できると計算されている。80年代の日本は9%程度だったが、いまは少子化や高齢化の進展もあって平均2%程度の成長がやっと。このようにして計算される成長率を潜在成長率と呼んでいる。

ところが実際の成長率は、なかなか潜在成長率まで届かないことも多い。実際の成長率と潜在成長率の差を成長率ギャップと言うが、ある意味ではこのギャップをなくすことが政府の経済政策に課せられた責任とも言えるだろう。さらに政策的には、潜在成長力を高める中長期的な方策も求められている。

                                 (続きは来週サタデー)

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