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経済なんでも研究会
金融不安 + 同時不況 の 二重構造 (中)
2008-10-16-Thu  CATEGORY: 政治・経済
15日の欧米市場は、再び大幅に下げた。特にニューヨークは733ドルと史上2番目の下げ幅。アメリカ政府は前日、25兆円の公的資金を9つの大銀行に注入すると発表したが、株価はまったく反応しなかった。ウォール街の関心は、早くも金融不安から実体経済の悪化へと移行したように思われる。

株価は前々日に記録的な反発をみせただけに、その反動という面もあっただろう。だがウォール街は、間近かに迫った大銀行の決算発表を気にしていたと、現地の報道は伝えている。15日はJPモルガンチェースとウェルスファーゴ。16日にはシティグループとメリルリンチの7-9月期決算が発表になる。

これら大銀行の業績は、かなり悪化しているに違いない。市場もその辺はすでに織り込んでいるが、予想以上に悪いと株価はさらに大きく売られる危険性がある。その背景には、実体経済の落ち込みという事実があって、それが再認識されることになるからだ。

たとえば住宅の大不況には、まだ底が見えない。住宅価格の値下がりが止まらないと、金融機関の不良債権は増え続ける。消費者信用の担保価値も下がり続ける。経営危機に陥っているビッグスリーも、アメリカ経済にとっては大変な問題だ。雇用情勢も悪化が止まらない。大銀行に対する公的資金の注入で、当面の金融危機には大きな包帯が巻かれた。しかし実体経済の落ち込みに対する手当ては、まだこれから。株価の将来は、楽観できる状態にはない。

                                   (続きは明日)

    ≪15日の日経平均 = 上げ +99.90円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 下げ

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