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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- GDP と 経済成長 ⑬
2008-10-25-Sat  CATEGORY: 政治・経済
13)いま必要な政策 = 日本経済はいま、きわめて困難な状況に陥っている。政府も10月の月例経済報告では、景気が急速に厳しさを増していることを公式に認めた。輸出や生産、雇用や個人消費が、そろって悪化している。7-9月期のGDP成長率がマイナスに落ち込むことは、避けられそうにない。

政府はこの臨時国会で、まず総額1兆8000億円の総合経済対策を成立させた。原油の急騰で苦しむ中小企業向けの応急措置である。また総額2兆円規模の定額減税を含む追加的な景気対策も、間もなく実現しそうだ。ただ、そのための財政支出は、どうやら数兆円どまり。この程度の対策で、今回の世界同時不況を乗り切れるのだろうか。はなはだ心許ない。

いま政府・与党が考えている対策がGDPを押し上げる効果は、合計しても0.5ポイントがせいぜい。1ポイントの押し上げ効果もない。だが、それ以上の対策は赤字国債の発行につながるから、政府・与党も腰が引けている。しかし異常な経済情勢に直面したのだから、この際は早く基礎的財政収支の均衡目標を延期して、赤字国債による本格的な対策を打ち出すべきだろう。

規模は15-20兆円。ただし、その内容は従来型の公共事業や減税ではダメだ。近い将来に必ず必要となる事業の先取り。たとえば公共事業でも、首都高速道路の全面改修をやってしまう。減税は脱石油に役立つ、たとえばソーラー発電の普及にしぼる。こういうことにカネを使っておけば、いずれ数年後には回収できるはず。景気対策に関しての発想転換が求められている。

                         (GDPと経済成長 は終わり)

    ≪24日の日経平均 = 下げ -811.90円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】 

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