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経済なんでも研究会
瀬戸際の ゼネラル・モーターズ (下)
2008-11-28-Fri  CATEGORY: 政治・経済
ビッグスリーが仮に連邦破産法11条の適用を受けることになれば、その影響は計り知れない。3社を合わせると、07年の生産台数は1078万台。部品会社を含む直接雇用者は100万人、保険や販売などの間接的な分野を含めた雇用者は1300万人にのぼる。アメリカの実体経済に及ぼす悪影響は、想像以上に大きくなるだろう。

政府からの支援を引き出せたとしても、その見返りに大幅なリストラを余儀なくされる。あわてて専用ジェット機を売り払ったり、タイガー・ウッズとの契約を解消したり、はご愛嬌の部類。すでにGMは保有していたスズキ株の3%を全額売却。フォードもマツダ株の20%を売却した。こうした動きは、日本メーカーにも再編成を促すかもしれない。

またGMは効率化と合理化を求めて、クライスラーと合併する公算がきわめて高い。もしビッグスリーがビッグツーになれば、この動きもアメリカ国内だけでなく、全世界規模での再編成につながる可能性がある。クライスラーはGMとの合併が不調に終われば、フランスのルノーや日産との提携を模索するだろうという推測も出ている。

3社は新しい民主党政権に望みを託している。だがオバマ次期大統領は「自動車業界が完全に崩壊すれば大惨事だ」と述べる一方で「適切な改善計画なしに、無制限に救済すべきではない」とも明言している。とにかくオバマ新政権の誕生は来年1月20日。それまでの資金繰りが続くかどうか。特にGMは、そこまで追い詰められている。いずれにしても、当面の焦点は12月2日にビッグスリーが再提出する経営改革の内容だ。

    ≪27日の日経平均 = 上げ +160.17円≫

    ≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ

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