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経済なんでも研究会
農水省の怠慢 : 小麦下げるべし
2008-12-11-Thu  CATEGORY: 政治・経済
日銀が10日発表した11月の企業物価は、前月比1.9%の下落だった。企業物価の下落は3か月連続。11月の下げ幅は、60年以降で最も大幅である。原油をはじめ素材や原材料の国際価格が急速に値下がりしたことに加えて、不況のために国内と輸出の両面で販売不振となる商品が増えたことを反映したものだ。

企業物価は8月の前年比7.4%上昇がピーク。その後は下落が加速している。11月の物価を前年比でみると、たとえば非鉄金属は20.7%、情報通信機器は6.0%、石油・石炭製品は3.1%値下がりした。ところが加工食品は6.5%の上昇となっている。特に小麦粉、菓子、パン類の価格が下がっていない。

日本は、国内で消費する小麦の9割を輸入に頼っている。その輸入は農林水産省が商社などを通じて一手に行ない、卸売り業者に売り渡す仕組み。昨年から小麦の国際価格が急騰したのに合わせて、農水省はこの売り渡し価格をたびたび引き上げた。パンやうどん類やスパゲッティが値上がりしたのは、このためである。

ところが小麦の国際価格も急速に下がっている。日銀の調査によれば、小麦の輸入価格はピークだった6月に比べると、11月は30%も下がっている。それなのに農水省は売り渡し価格を下げないから、小麦粉やパン類の小売価格が下がらない。機動的に値下げをすれば、国民も助かるし、消費も増える。お役所仕事と言ってしまえばそれまでだが、怠慢の見本だろう。

    ≪10日の日経平均 = 上げ +264.37円≫

    ≪11日の日経平均は? 予想 = 下げ

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