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経済なんでも研究会
最大の事件は、やはり リーマン破綻
2008-12-30-Tue  CATEGORY: 政治・経済
新聞やテレビが「08年の10大ニュース」を特集しているが、経済問題に限ってみれば、ことし最大の事件はやはり リーマン・ブラザーズの破綻にちがいない。全米第4位の証券会社。日本を含む世界30か国で事業展開。グループ従業員2万9000人。負債総額6130億ドル(当時の円換算で63兆9500億円)は、史上最大の倒産だった。

だが、それだけでは08年の最大のニュースにはなりえない。リーマン・ブラザーズの行き詰まりは数か月前から判っていたが、アメリカ政府は傍観。結局、9月15日に“倒産させて”しまった。このため昨年夏以来の金融不安が一挙に拡大し、完全な金融危機へと発展してしまった。ブッシュ政権によるこの明らかな失政が、世界不況をより深刻化させ、この事件をトップ・ニュースに押し上げたと言えるだろう。

第2位には、世界的な自動車の売れ行き急降下を挙げておきたい。GM、クライスラーなどのビッグ・スリーは、原油高騰によって消費者が大型車を敬遠したのに加えて、深刻な不況の影響を受けて経営不振に陥った。リーマン事件で懲りたブッシュ政権が公的資金によるつなぎ融資に踏み切ったため、年内の倒産は免れたという状態。一方、世界最強だったはずのトヨタも売れ行きが急減。今年度は1500億円の営業赤字に転落する見通しである。

アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備理事会)は12月16日、政策金利を年0-0.25%に引き下げた。これもリーマン事件でいっそう悪化した景気への対応策。アメリカ史上初めてのゼロ金利を決断したことは、評価されていい。これが第3位だろう。こうしたなかで、日本政府がいまだに景気対策らしいものを実施していないことも驚きだ。10位までには入るにちがいない。

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