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経済なんでも研究会
自律回復の芽を探そう ーー 株価 ②
2009-01-07-Wed  CATEGORY: 政治・経済
東京市場の場合、08年の株価下落は外国人の売りに主導されたものだった。年間を通じて外国人は8年ぶりに売り越し、その金額は3兆4500億円にも達した。日本経済に不況の影が色濃く広がったためでもあったが、金融危機の進行で海外の投資家が資金の引き揚げを余儀なくされたことが大きな原因。その一方で、国内の個人投資家は18年ぶりに1兆2000億円を買い越している。

日経平均が昨年11月から戻り基調になったのは、外国人投資家の売り圧力が減少したためだ。ことしもこの傾向が持続すれば、株価の戻り基調が定着する可能性は小さくない。そのためにはアメリカやヨーロッパの金融危機が和らぐこと、それに日本を含めた各国の実体経済に底入れの兆候が出ること。この2点が不可欠だが、そこにも淡い光が見えないことはない。

東証第1部上場会社のPBR(株価純資産倍率)は、昨年末の時点で平均0.8倍にまで低下している。PBRというのは、株価を1株当たりの純資産で割ったもの。理論的に言うと、PBRが1倍以下になると、この会社を整理して売り払ったときの価値が株価よりも高くなるわけだ。それだけ株価が低くなりすぎていることを示している。株価の自律回復を期待できる理由の一つは、ここにもある。

株価の水準が切り上がってくれば、企業の決算にはプラスの材料に。また個人の金融資産も回復に向かうから、消費需要の増加も期待できる。このような好循環が、いつから始まるのか。その小さな芽を現在の株価動向に求めることは、決して無謀ではないように思われる。あとから振り返ると、08年末ごろが最も暗い時期だったと言えるようになるかもしれない。

                                    (続きは明日)

    ≪6日の日経平均 = +37.72円≫

    ≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ

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