FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
自律回復の芽を探そう ーー 景気 ②
2009-01-09-Fri  CATEGORY: 政治・経済
日本の輸出や生産が下げ止まって回復に転じ、その効果が雇用面にまで波及するためには、アメリカの景気底入れがなによりも不可欠である。ところが、いまのアメリカは不況のどん底にあって、回復のメドが立たない。昨年は就業者が200万人以上も減り、期待されたクリスマス商戦も不発。名門GMとクライスラーは、政府のつなぎ融資を受けてやっと年を越す始末だった。

アメリカ経済が正常化する第一歩は、住宅部門が落ち着きを取り戻すことだろう。なにしろ今回の金融危機と大不況は、サブプライム・ローンという住宅ローン担保証券から発生した。しかし、この住宅不況には、まだ底が見えない。昨年11月の新築住宅販売件数は前年比35.3%の減少。中古住宅も10.6%の減少だった。

価格も下げ止まらない。昨年10月現在で、主要10都市の平均価格は前年比19.1%の下落。06年のピークからは33%も安くなった。こうした状況のなかで唯一の光は、住宅ローンの金利が大幅に低下してきたことである。これはFRB(中央銀行)がこの1月から、半年間に5000億ドルの住宅ローン担保証券を買い入れると発表したため。

30年固定ローンの金利は昨年末までに年5.14%と、37年ぶりの低水準になった。このためローンを借りたいと希望する人が、大幅に増えていると伝えられる。さらに20日に就任するオバマ新大統領も、住宅市場に対するテコ入れを最重点施策にすると明言しており、アメリカの住宅不況は近く底入れする感じも濃くなってきた。このあたりも景気回復への小さな芽として、じっくり観察しておきたい。

    ≪8日の日経平均 = 下げ -362.82円≫

    ≪9日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング


 ☆このブログから生まれた本です。 全国の本屋さんで、お求めください☆

                         

              経 済 脳 を き た え よ う !
                  こどもにもわかるレッスンブック

                         日本経済新聞出版社・刊    
                          



ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.