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経済なんでも研究会
月とスッポンだ : 日米の景気対策 (下)
2009-01-16-Fri  CATEGORY: 政治・経済
日米両国の景気対策には、月とスッポンぐらいの大差がある。なぜ大差がつくのか。その理由は4つに集約される。

1)真水の規模 政府が宣伝する事業規模には、金融機関に対する資本注入の予算や不況による税収の目減りで配分が減少した地方交付税の補填、さらには公的住宅ローンの拡充で見込まれる住宅建設資金の増加などが含まれる。これに対して「真水」と呼ばれるのは、政府が実際に支出するおカネ。アメリカは年間70兆円、日本はせいぜい12兆円である。

2)支出の内容 アメリカは大型公共事業、住宅の省エネ化、代替エネルギーの増産、大型減税などが中心。日本は生活支援や中小企業対策など。不況によって生じた傷口を治療する“対症療法”が多い。その結果、アメリカは重要なインフラや脱石油、科学技術の発展など将来に“財産”が残る。日本は残るものを期待できない。

3)将来ビジョン アメリカは2年後の成長率を3.7%引き上げ、300万人の雇用を生み出すという明確な目標を持っている。日本には、それが全くない。

4)スピード アメリカは新大統領が誕生する前から、きわめて迅速に動いている。議会も積極的だ。日本はモタモタの連続。仮に08年度の第一次補正を景気対策として認めないとするならば、日本政府はまだ景気対策に1円も使っていないことになる。ねじれ国会の障害はあるにしても、まことに悲しい現実と言わねばならない。

    ≪15日の日経平均 = 下げ -415.14円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ

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