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経済なんでも研究会
米国が大転換 : 地球温暖化防止 (下)
2009-01-29-Thu  CATEGORY: 政治・経済
オバマ大統領の温暖化防止政策は、グリーン・ニューディール作戦と一体化したものだ。グリーン・ニューディールというのは、温暖化防止や環境対策を当面の景気浮揚策の中軸に据えようという構想。この戦略にしたがって、今後も具体的な考え方や政策が次々と打ち出されるに違いない。自動車の排ガス規制は、その第1弾である。

地方分権の強いアメリカでは、すでにカリフォルニアなど13の州が排ガス規制の強化計画を発表している。カリフォルニア州の場合は、16年までに排ガスを30%減らす内容。だがブッシュ政権は、これを承認しなかった。オバマ政権はすぐに承認し、これに近い規制を全国的にも実施するだろうと予想されている。

具体的には、11年発売の新車から適用されると観測されている。したがって自動車メーカーは、日本の輸出車も含めて、これに大急ぎで対応しなければならない。いまGMとクライスラーは政府のつなぎ融資を受けて、経営再建計画を作成中だ。オバマ戦略には、これらビッグスリーの再建計画にも強い圧力を加え、省エネ車の開発を促進させる意図もある。

これまで地球温暖化の防止、そのための排ガス規制は、産業の発展を阻害することになるという考え方も少なくなかった。しかし世界最大の経済大国が、温暖化防止と産業の発展を両立させる路線を歩み出したことで、こうした消極論は影を潜めるだろう。日本もここで温暖化防止と経済成長についての将来ビジョンを固め直さないと、世界のなかでの存在感はますます低下してしまう。

グリーン・ニューディールについては、1月20日と21日を参照してください。
     

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    ≪29日の日経平均は? 予想 = 上げ

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