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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 悪夢の自動車産業 ①
2009-02-07-Sat  CATEGORY: 政治・経済
1)世界中で急ブレーキ = モノが売れないと在庫が増えてしまうから、メーカーは生産を絞る。業績も悪化するから、設備投資を抑え、人件費の圧縮にも乗り出す。その結果は関連企業の受注が減り、失業の増大を招く。--教科書に書いてある、景気下降への一般的なプロセスだ。

いま世界中で、このプロセスが進行している。だが今回の進行は、想像を絶するスピードだ。特に多くの国で基幹産業となっている自動車産業の凋落ぶりはいちじるしい。07年から08年の前半にかけて、世界の自動車業界は“わが世の春”を謳歌していた。それが昨年の後半から、バンジー・ジャンプのような落下ぶりである。

たとえば昨年6月とことし1月の新車販売台数を比較してみると、アメリカは約45%、日本も約33%の減少となった。このためGM(ゼネラル・モーターズ)などビッグスリーは、経営破綻の瀬戸際に追い詰められている。世界最強の製造企業と言われたトヨタ自動車も、はじめての最終赤字に。ヨーロッパでもロシアでもアジアでも、自動車の売れ行きには急ブレーキがかかっている。

自動車メーカーの減産は、関連する部品会社はもちろん、鉄鋼やガラス、ゴム、プラスチック、電子機器など、きわめて広範な業界に悪影響を及ぼす。雇用の悪化にも拍車がかかる。このため各国政府は自動車業界の支援に乗り出しているが、この先どこまで販売が落ち込むのか底が見えない。あるメーカーの経営者は「悪夢を見ているようだ」とつぶやいたが、世界中の自動車産業で働く人々はみな同じ思いを抱いているにちがいない。

                              (続きは来週サタデー)

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