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経済なんでも研究会
鉱工業生産と失業率の読み方 (上)
2009-03-05-Thu  CATEGORY: 政治・経済
経済産業省の発表によると、1月の鉱工業生産指数(05年平均=100)は76.0まで下落した。前月比では10.0%の低下。月間で2ケタの低下は、初めての経験である。調査の対象となった16の業種が、すべて減少したことも珍しい。前年同月比では、なんと30.8%の低落だ。業種別では、輸送機械工業が前月比17.3%、デバイス・電子部品が21.8%、鉄鋼が17.1%の減産だった。

注目されたのは、在庫が5か月ぶりに減少したこと。在庫指数は前月より2.0%下落した。業種別では、デバイス・電子部品が13.7%、情報通信機械が11.9%、電機工業が12.0%それぞれ在庫を減らしている。このため一部の専門家は「在庫調整は終りつつある。生産面からみるかぎり、1-3月が底になりそうだ」という楽観的な見方を流している。

だが、この見方はあぶない。たしかに前年比で3割も減産した結果として、在庫の増加は止まった。しかし需要が増えなければ、在庫は再び増加する危険性がある。たとえば1月の家計調査をみると、一般家庭の消費支出は前年比で5.9%も減っている。1月は、小売業の販売高も前年比で2.4%減少した。

したがって、この調子で在庫調整が終ったと考えるのは全く危険。消費が増えなければ、企業は第2ラウンドのリストラ・生産調整に走る可能性が大である。経済産業省の予測調査では、3月には生産が上向く見込みだというが、この予測が当たるかどうかには大きな疑問符が付くだろう。

                                   (続きは明日)

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