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経済なんでも研究会
生産増と給与減の奇妙な関係
2006-12-28-Thu  CATEGORY: 政治・経済
11月の鉱工業生産と勤労統計調査が28日、発表になった。生産の動向は順調で、11月は前月比0.7%の増加。過去最高の水準を更新している。自動車やゲーム機の生産が好調だった。

一方、勤労統計調査によると、11月の現金給与総額は前年比0.2%の減少。生産が増加したために総労働時間は0.4%伸びて、残業料も1.7%増加している。それなのに、なぜ給与総額が減少したのだろう。

一見すると奇妙に思えるが、これにはちゃんとした理由がある。給与のうちの、いわゆる基本給部分が0.6%も減少しているのだ。これは団塊の世代の定年退職が始まり、企業が若年層の雇用を増やしても、全体としての平均基本給は確実に下がっているからだ。

企業にとっては従業員を増やしても、人件費負担が軽くなる。経営的には大きなプラス要因である。しかし経済全体からみると、所得が増えないから消費が増大しない。

規模の小さい非製造業にはきびしい状況が続くし、景気の先行き不安感も拭えないことになる。政府はこの点をどう考えているのか、きちんと説明すべきだろう。

   ≪28日の日経平均 = 上げ≫

   ≪29日の日経平均は? 予想=下げ

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