FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
鉱工業生産と失業率の読み方 (下)
2009-03-06-Fri  CATEGORY: 政治・経済
総務省が発表した1月の完全失業率は4.1%で、前月より0.2ポイント改善した。同時に発表された有効求人倍率や鉱工業生産が最悪の結果となるなかで、失業率の低下はやや意外な感じも。これらの景気指標を同じ紙面に載せた新聞も、失業率についてはごく簡単に小さく報じていた。

ふつうは景気の状態が悪化すると、失業者が増加して失業率は上昇する。だが現実には、不況が深まると失業率は下がることも珍しくない。今回の場合は、その典型的な例だと言えるだろう。こういうことが起きる原因は、失業者の定義にかかわりがある。

完全失業率は、労働力人口に占める失業者の割合。ここで失業者は「働く意思と能力があるのに、仕事に就けない状態にある人」と定義されている。したがって、仕事探しをあきらめてしまった人は、この定義に当てはまらない。今回の場合も、不況でとても職が見つからないと考えて職探しをあきらめた人が増えたためだと考えられる。

1月の完全失業者は277万人で、前年より21万人増えた。また就業者の数は6292万人で、前年比29万人減少した。完全失業率も景気動向や雇用状況を見るための一つの指標には違いないが、景気の水準をよりよく反映する雇用の数字は失業者や就業者数の増減だと言えるだろう。

    ≪5日の日経平均 = 上げ +142.53円≫

    ≪6日の日経平均は? 予想 = 下げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング


 ☆このブログから生まれた本です。 全国の本屋さんで、お求めください☆

                         

              経 済 脳 を き た え よ う !
                  こどもにもわかるレッスンブック

                         日本経済新聞出版社・刊 

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.