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経済なんでも研究会
根が深いドラマ : AIG巨額報酬事件 (上)
2009-03-25-Wed  CATEGORY: 政治・経済
公的資金の注入を受けながら、幹部社員に巨額のボーナスを支払ったAIG。このアメリカ最大手の保険会社アメリカン・インターナショナル・グループが、いま悪玉の見本として各方面からきびしい批判を浴びている。ドラマとしてはなかなか面白いが、意外に根は深い。オバマ政府も返り血を浴びた形で、今後の政策運営にも影響を及ぼしそうだ。

第Ⅰ幕:悪玉になったAIG  冷静で知られるバーナンキFRB(連邦準備理事会)議長が、議会でAIGを激しくののしった。AIGは「規制の抜け穴を利用した経営を続け、実質的にはヘッジファンドだった。私が議長に就任して以来、こんなに腹立たしい事件はない」。AIGのりディ会長も議会に呼び出された。議員からは「傲慢で欲張りな会社」「税金の不正流用だ」と追及の声。

第Ⅱ幕:700億ドルの支援 アメリカ政府はこれまでAIGに対して計700億ドルの公的資金を注入している。またFRBも850億ドルを融資、さらに不良債権を買い取る受け皿会社にも525億ドルを融資した。昨年9月、ブッシュ前政権は大手証券リーマン・ブラザーズを支援せずに破綻させた。これが金融危機を一気に加速させる引き金となったために、AIGについては最初から大盤振る舞いの支援をすることになった。

第Ⅲ幕:4億円のボーナス支給 こうした経営状態であるにもかかわらず、AIGは幹部社員400人に対して、総額2億1800万ドル(約210億円)のボーナスを支給した。最高額はひとり6億円にのぼったと伝えられる。AIG側は雇用契約を守っただけだと主張したが、議会や国民の間からは「税金でボーナスを払うとは」の批判が爆発した。

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