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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 悪夢の自動車産業 ⑨
2009-04-04-Sat  CATEGORY: 政治・経済
9)ビッグスリーの命運 = 世界大不況の進行で最も大きな打撃を受けたのは、自動車産業だろう。なかでも“自動車王国”アメリカの自動車メーカーが最大の被害を蒙ったことは、皮肉としか言いようがない。すでにGMとクライスラーは、政府の管理下に置かれている。その結末しだいでは、自動車産業の世界的な再編成の起爆剤となる可能性もある。

ことし創業101年を迎えるGMは、つい2年前まで世界一の販売台数を誇っていた。それが昨年秋からは売れ行きが半減、あっと言う間に経営不振に陥った。昨年の最終損益は308億6000万ドル(約3兆円)の赤字。政府から134億ドルの融資を受けたが、さらに166億ドルの追加融資を要請している。アメリカで3位のクライスラーも、政府の融資に頼って生き延びてきた。

オバマ大統領は3月30日、GMに対しては60日以内に抜本的なリストラを含む経営計画の刷新。クライスラーに対しては30日以内にイタリアのフィアットとの提携。この条件が充たされれば追加融資に応じるが、そうでなければ破産法11条の適用を考えると表明した。リストラについては労働組合と大口債権者がネックとなっており、予断は許さない情勢だ。

いずれにしても、GMの子会社であるスウェーデンのサーブ、ドイツのオペルは新たな提携先を見付けなければ生き残れない。またGMがアメリカに設立したトヨタとの合弁会社や、カナダに作ったスズキとの合弁会社。あるいは日産とクライスラーの生産協力をどうするか。問題は日本メーカーにも波及する。アメリカ第2位のフォードはまだ政府の支援を受けていないが、昨年の最終赤字は145億7000万ドルに達した。

                              (続きは来週サタデー)

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