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経済なんでも研究会
驚くべき景気の急降下 : このあとは? (下)
2009-05-22-Fri  CATEGORY: 政治・経済
ことし1-3月期のGDP速報値は年率15.2%の記録的な落ち込みとなったが、エコノミストの予測によると4-6月期は1.1%のプラス成長が見込めるという。もし予測の通りになれば、景気はV字型に回復することになる。ところが7月以降も、このV字型回復が持続することは期待できそうにない。

成長率が4-6月期にプラスとなるのは、輸出の減少が止まりつつあること。加えて自動車や電機メーカーのきびしい生産調整で、過剰在庫がほぼ一掃されたためである。いわば急激な落ち込みの反動で、一気に水面にまで浮き上がる形になると言っていい。だが反動だから、この勢いが長く続くことはない。

景気の回復が持続するためには、輸出の急増か内需の拡大が必要になる。主要輸出先の景気動向は、中国が底入れを終えた程度。あとはアメリカもヨーロッパ諸国も、まだ後退期を脱していない。つまり日本の輸出が急増するような環境ではない。加えて国内需要も、期待はムリな状態。雇用や所得が伸びる状況ではないからだ。

したがって成長率は4-6月期に反動で増加しても、その後は伸び悩む。エコノミストの平均予測値も、7-9月期は1.8%、10-12月期は2.4%のプラス成長にとどまっている。しかしアメリカの景気回復が遅れ、国内で個人所得を引き上げるための新たな対策が講じられなければ、ことし後半の成長率は再び水面下に沈む危険性をはらんでいる。

    ≪21日の日経平均 = 下げ -80.49円≫

    ≪22日の日経平均は? 予想 = 下げ

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