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経済なんでも研究会
エコカーの死闘が始まる (上)
2009-05-26-Tue  CATEGORY: 政治・経済
世界中の自動車メーカーを巻き込んで、エコカー開発の死闘が始まる。火付け役は、自動車の燃費規制を大幅に強化することを決めたオバマ大統領。アメリカの燃費規制は、1ガロンのガソリンで走行できる距離を現在の25マイルから35.5マイルに延ばすことが基本。この数値を日本流に直すと、1リットルでの走行距離を10.6キロメートルから15.1キロメートルに改善することになる。

アメリカ政府はこの燃費規制を、2020年までに完了する予定だった。それをオバマ大統領が大幅に前倒しして、16年までに達成することを決断した。すでにカリフォルニア州は16年を目標に燃費の3割削減を決めたが、ブッシュ前政権はこれを認めなかった。オバマ政権は姿勢を180度転換。カリフォルニア州の規制を全国的に拡大したと言える。

規制の対象は、乗用車と軽トラック。乗用車については1リットル当たり16.6キロメートル、SUV(多目的スポーツ車)やミニバンなどは12.8キロメートルに引き上げられる。この数字を見て「日本は楽勝だ」と思う人は多いだろう。なにしろ、いま評判が高いトヨタの新型プりウスは1リットルで38キロメートル、ホンダのインサイトは30キロメートルだからだ。

たしかに日本の新ハイブリッド車は、飛び抜けて燃費がいい。アメリカの7年後の目標を、すでにクリアしている。だがオバマ大統領とそのブレーンたちは、日本車の圧倒的な勝利を歓迎しているわけではない。あくまでもアメリカの自動車産業を、再び世界一の座に復権させることが目標だ。その長期的な大戦略を、決して軽視してはならないだろう。

                                   (続きは明日)

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