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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話
2009-06-14-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第14章 国際収支って、なんだろう? ⑪

最初の大嵐は1971年(昭和46年)にやってきました。それまで世界の通貨制度は固定相場制(こていそうばせい)と言って、アメリカのドルと一定の比率で結ばれていました。日本の円も1ドル=360円だったのです。ところがアメリカは国際収支に大赤字を出して、この制度が続けられなくなってしまいました。このため71年以降、世界は変動相場制(へんどうそうばせい)の時代に入ります。

その結果、円の相場は大幅に上がりました。05年4月には1ドル=79円75銭まで上昇しています。現在は95-100円ぐらいですね。円の相場が上がると輸出がしにくくなりますから、国際収支にはマイナス。でも日本はこうした円高の嵐を、なんとか乗り越えてきました。

次の大嵐は73年に起きた石油ショックでした。原油を大量に輸入している日本は、輸入代金の急激な増加に苦しみます。たとえば72年の原油輸入額は39億ドルでしたが、74年にはこれが189億ドルにはね上がっています。国中が省エネ努力をしたこともあって、日本はこの嵐もなんとかやり過ごしました。

3番目の嵐は、昨年夏から始まった世界的な大不況です。日本の輸出相手国がみな不況に落ち込んだため、日本の輸出は大幅に減少。このため、ことし1月の経常収支は1700億円の赤字となっています。世界不況の嵐はまだ続いていますが、日本の国際収支は2月以降は黒字に戻ってきました。

                                  (続きは来週日曜日)

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