先週のダウ平均は、わずか60ドルの値幅のなかの小動きに終始した。実体経済面では5月の小売り高が前月比0.5%増と明るさも見せたが、GMの破綻で失業者がさらに増えるのではないかという不安も増大。市場はプラスとマイナスの力に挟まれて、身動きがとれなくなったようだ。週間では結局36ドル値上がりした。
これに対して、日経平均は週間367円の値上がり。8か月ぶりに回復した1万円の大台固めにも、成功しつつあるように思われる。景気指標が4月の動向調査をはじめ、5月のウォッチャー調査や消費者態度指数など、すべて好転したことにも支えられた。ここまでくると、リーマン・ショックが日米両国の経済に与えた悪影響の差が現れてきたような気もする。
今週、アメリカでは16日に5月の新築住宅着工と鉱工業生産。17日に5月の消費者物価、18日にはコンファレンスボードによる5月の景気先行指数が発表になる。このうち生産はGMやクライスラーの破綻が影響して、あまりいい数字は期待できない。住宅着工の結果に注目が集まるだろう。
国内では目立った発表がない。14日の千葉市長選挙、あるいは16日に予定される日銀総裁の会見、17日の麻生・鳩山党首討論などが話題になるだろう。また19日には新車買い替え補助金の申請受け付けが始まる。
≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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これに対して、日経平均は週間367円の値上がり。8か月ぶりに回復した1万円の大台固めにも、成功しつつあるように思われる。景気指標が4月の動向調査をはじめ、5月のウォッチャー調査や消費者態度指数など、すべて好転したことにも支えられた。ここまでくると、リーマン・ショックが日米両国の経済に与えた悪影響の差が現れてきたような気もする。
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