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経済なんでも研究会
ドルに歯向かう 新興4大国 (上)
2009-06-16-Tue  CATEGORY: 政治・経済
中国、インド、ロシア、ブラジル。世界不況のなかでも割合に元気がいい、新興国のビッグ・フォーだ。4国の頭文字をとって、BRICs と呼ばれる。この新興4大国が、世界の基軸通貨である米ドルへの挑戦を開始した。きょう16日からロシアのエカテリンブルクで開くBRICs首脳会議でも、この問題が取り上げられる見込み。

中国の新華社通信は5日、中国政府がIMF(国際通貨基金)の発行する債券を500億ドル(約4兆9000億円)購入すると伝えた。続いてロシアとブラジルは10日、IMF債券をそれぞれ200億ドルずつ購入すると発表した。インドも近く同様の決定を下すとみられている。

IMFは途上国に対する支援で資金不足に陥ったことから、7月ごろにIMF債を発行する方針。この債券はSDR(特別引き出し権)建てになる見通し。SDRというのは、ドルとユーロ、それに日本円と英ポンドの4通貨で構成される合成的な通貨単位。たとえばドルの相場が下がっても、ユーロや円の相場が上がるために価値の変動が小さく抑えられる。

BRICs の4か国はいずれも、外貨準備の大半をアメリカの国債などドル資産で運用している。IMF債を購入するには、このドル資産を売って資金を調達することになりそうだ。この動きは、アメリカの国債価格を引き下げて長期金利を上昇させる一方で、ドルの相場を下落させる方向に働く。アメリカ経済にはマイナスに働くほか、基軸通貨としてのドルに対する信認も低下させかねない。

                                     (続きは明日)

    ≪15日の日経平均 = 下げ -96.15円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 下げ

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